過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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959:最終話 『部屋ととある二人とミサカ』[saga]
2011/02/20(日) 23:35:00.92 ID:gngUMmaQ0



「―――――――Yシャツ、今日は着てないんだね」

「埃と返り血でボロボロになっちまったしな、使い物にならねェ」



やっぱり、ちょっと残念。
打ち止めの呟きに、一方通行は彼女の頭をクシャリと撫でた。


本当に言うのか?絶対にキャラじゃない。
個性個性と今日はよく言っているが、それこそ俺の個性に沿わない。


恥ずかしげに顔を真っ赤にさせた一方通行に、どうしたの?と打ち止めが首を傾げる。
ああ、ああ一番の恋煩いはこの俺だよ馬鹿野郎!



「お前、俺とずっと一緒だとか抜かしてたよな」

「?うん、ミサカはずっとあなたの隣にいるよ、ってミサカはミサカは絶対の答えを示してみたり」



ガキ扱いして妹扱いして、アイツの好意の意味を知りながら関係を崩すのをいつまでも恐れて放置して、
それでも結局、一緒に背負うとプロポーズも真青な爆弾宣言に縋って頼って依存して。


学園都市第一位の頭脳の持ち主、だなんて。とんだ戯言だ。
年下のガキに振り回されては、いつだってそいつに護られて生きているんだから。生きて、いくんだから。



「…………寄越せよ、お前のYシャツ」

「―――――――へ?」



垣根か海原辺りが見たら一週間はネタにされそうなくらい、恐らく俺はとても恥ずかしい顔になっている。
ああ、滑稽だろうさ。これがあの最強サマだっつーんだからな!






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