101:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/12/12(日) 22:59:02.41 ID:.Vlxss60
段々と寒くなっていく。
わたしの思いの方は、どんどん元に戻っていく感じ。
どんなに思っても、どうにもならない。
102:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/12/12(日) 23:03:38.45 ID:.Vlxss60
どんなに寒くても ぼくは幸せ
白い吐息弾ませて 駆けてくきみを見てると
切り揃えた髪が とても似合ってる
でも前髪を下した きみの姿も見てみたい
103:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/12/12(日) 23:07:13.63 ID:.Vlxss60
「新しい歌詞、郵便受けに入れとくから」
彼女には先にそう伝えておいた。
104:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/12/12(日) 23:14:49.60 ID:.Vlxss60
しばらくして、また普通に接してくれた。
何もなかったように、ただ普通に。
それでも彼女は、相当歌詞が気に入らないようだった。
105:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/12/12(日) 23:20:03.26 ID:.Vlxss60
部活が終わって、5人で歩く。
唯は梓に何やらちょっかいを出してるらしく、
ムギは彼女と今日の宿題について話してる。
106:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/12/12(日) 23:26:34.84 ID:.Vlxss60
「どうしたんだよ、黙りこくっちゃって」
「…何であの歌詞ダメなんだ?」
「いや…あれはないだろ」
107:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/12/12(日) 23:29:55.49 ID:.Vlxss60
「忘れるってなんだよ」
「もう…わたしたち高校生だぞ」
「だから何?」
108:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/12/12(日) 23:36:02.12 ID:.Vlxss60
そこからは、どちらも口を閉ざしたままだった。
彼女の家に着いて、
「じゃあな」
109:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/12/12(日) 23:41:22.45 ID:QzGX0Ico
今日初めて見つけて読み始めたんだけど中々切ない…支援だわさ
110:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/12/12(日) 23:41:56.22 ID:.Vlxss60
それが、つい昨日の話。
それなのに、何で。
何で彼女はみんなの前で、昔の話を始めるんだ。
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