124:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/18(土) 23:44:50.08 ID:ygYFXf6o
再会から、帰宅後。
一方通行他三名は、マンションのリビングで、向かい合って座っていた。
一方通行が腕を組み、他三人が俯いているので、
ちょっとした反省会、に見えなくも無い。
「確かに、何の連絡もせず仕事に逃げていた俺は本当に悪かったと思うンだが、
少しは手加減してくれよォ……オマエ体育教師だよな? そンなのに思いっきり
締められたら、いくらこの一方通行様でも落ちンぞ??」
「…………まぁ、やり過ぎたことは謝るじゃん」
「あと、電撃だってやばいからな? 失神するとこだったンだからな??」
「…………ははは、ってミサカはミサカは笑ってごまかしてみる」
「ンで、あンなに思いっきり踏んだら足折れるぜ?
オマエハイヒールだよな? ソレ単なる凶器だろォッ!?」
「――――私も甘いわね、折るまでには至らなかったわ」
「…………聞こえなかったふりしとくわ」
再会を果たした面々は、一方通行を抱き締める形で縋りついたものの、
少し気恥ずかしくなり、また安心し腹が立ってきたようで、
それぞれ一方通行に思いのたけを暴力という形でぶつけたのだった。
「ハァ……そォだな。でも、悪ィのは全部俺だ。――――本当に、すまなかった」
736Res/480.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。