215:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/23(木) 03:08:13.99 ID:Cq2hHDco
その言葉は、彼女からすればとどめのつもりだったのかもしれない。
未来をへし折るような、そんな一言だった。
しかし、
彼女の放った言葉は、彼女が思っている以上に、彼の心の深いところまで届いていた。
「………なら…だ」
「え?」
彼女は、ようやくまともな言葉を話した一方通行に驚きつつも、聞き返す。
敗北宣言が聞けることを、信じて疑わなかった。
「俺は………」
「………何?」
「俺は、絶対能力者に、ならなきゃいけねェンだ!」
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