3:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/13(月) 23:48:53.59 ID:3lTmpGgo
「喜べ。オマエは脳ミソかき回して、どォいう表情すンのか視姦してやる」
それでも、終わりは近づいていて。
迫りくる彼の顔。目をそらせない、そらしたくない。
「じゃァな」
反応を見せない彼女に、彼は特に苛立ちを見せることはない。
最期に見えた表情は、諦観、だろうか。
「……つまンねェ」
呟いた彼は、まるで泣いているかのよう。
もしいつか出逢うことが出来たなら、思い切り抱きしめてあげたい。
そう、強く想うのだった。
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