339:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/26(日) 23:24:05.91 ID:7IAx.f6o
…………
「ったくよォ、明日も飲むンじゃないンですかァ?
しかも一人は仕事じゃねェか……」
家族会議も終わり、てっきり寝るのかとおもいきや飲みだした女性陣。
そして酔いつぶれた挙げ句後始末を任されれば、
一方通行も愚痴の一つ言いたくもなるのだろう。
(オマエら本当に行き遅れンぞ……)
どこまでも無防備にだらけて眠る二人に、
彼は危機感を覚える。
(まさかコイツら、一生このまま過ごすつもりか……?)
考えてみればすでにコブつきでこの年齢、
危険水域ではないだろうか。
いや、下手すればこの二人で結婚ということも……
そんな嫌な想像を振り払うように頭を振りつつ、
自分のベッドに向かおうとすると、
「ふぁ……んんー…一方通行ぁー…」
寝ぼけた顔をした打ち止めが、そこには立っていた。
目を擦っている彼女は、
先ほど着替えさせたパジャマにぬいぐるみを抱えた愛らしい姿。
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