455:泥源氏 ◆a15dGnhq8NbI
2011/01/16(日) 20:55:55.60 ID:BkXnBeqvo
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「今日の検査が終われば一旦退院ですね、
ご苦労様でした。それでは失礼します」
「……ありがとうございました」
「おめでとう滝壺」
「おめでとうございます、滝壺さん」
「ありがとう、はまづら、きぬはた」
十二月二十六日、クリスマスの翌日に滝壺理后は退院する。
医者の話では、もうしばらく入院は必要ないとのこと。
「いやー良かった良かった……うん、とにかく良かった」
「超良かったですけど、浜面はどんだけ語彙ないんですか」
「いいじゃねえかよ、本当に良かったんだから。
これでクリスマス会出来るな! …………ここで」
「ショバ代超ケチってますね」
「うっせ」
「? わたしはここ好きだよ?」
「だよな! やっぱ好きなところでやるべきだよなっ!」
「……せいぜい昨日みたいにならないよう超気をつけて下さいね」
「ぐっ……!」
そう、昨日のクリスマスイブも二人は滝壺の病室を訪れパーティーを決行していた。
すると浜面の仲間が頼んでもないのに押し掛け、
病院はパニックになりパーティーは中止を余儀なくされてしまったのだ。
約一名、某忍が警備員待ちで暴れていたが、強制的に絹旗が排除したとか。
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