過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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151:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/29(月) 23:46:47.48 ID:GF31udMo



「それでとうま? こっちのこの女の子は、どこのだれなの?」

 そう言って、インデックスは上条に不機嫌っぽい視線を向けた。

 彼女の青い瞳に浮かぶのは、もはや言わずもがなの色。

 『今度は一体全体どんな事件を解決してどこの女の子と仲良くなったの? しかも私に内緒で』

 そんな幻聴が聞こえてきそうなほど、インデックスの瞳は剣呑な光を帯びていた。

「え、えっと」

 なんとなく、助けを求める意味を込めて横を向く上条。

 しかし、

「どこの。誰なの?」

 隣に座って歯形の消毒をしてくれている姫神からもまったく同じ色の視線が注ぎ込まれていることに気づいて、背中に嫌な感じの汗が浮いただけだった。

 万事休すだ。

 うかつなことを言えば、再びインデックスの歯か、あるいは姫神の魔法のステッキ(スタンガン)が我が身に舞い降りることになってしまう。


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