過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
↓
1-
覧
板
20
328
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/07/26(月) 02:07:43.16 ID:46.faFwo
「今夜は予定通りに動くわ。準備をお願い」
蒼星石も強いとはいえ、単身で相手にできるのは強能力者の上位までが限界だ。
人形と結界。それに加えて『偶像の理論』。大能力者と戦うには、どうしても『偶像の理論』を用いた共振効果――――相似の固体、状況は一定条件化では相互に影響を及ぼす現象――――を使う必要がある。
調べたところによると、白井黒子は大能力者だ。それも、空間移動と言う、学園都市でもかなり希少な能力の持ち主である。
物理的な攻撃では対処が難しい。相手にするにはどうしても共振効果のための人形が必要で、しかしそれは厳密に用意しなければ意味がない。
全力で作業をしているが、流石にこの短時間での準備は無理だった。
一刻も早く御坂美琴から引き剥がしたい。しかし、焦ればすべてが水の泡だ。
「わかりました」
頷き、蒼星石が部屋を出て行く。
体重が軽く、廊下を歩いても足音のしないその背中を見送ってから、
「まったく、翠星石にも困ったものね」
セーラー服は、やれやれ、と肩をすくめた。
それから、窓の外に視線を向ける。
「ねぇ、貴女もそう思うわよね」
ニヤリと笑い、
「水銀燈?」
と、言った。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
808Res/714.60 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1294924718/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice