過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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50:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 15:36:35.53 ID:TgoUeT2o

「―――っ!」

 真紅がいきなり、己の背後の窓に振り返った。

「!?」

 突然の動きに言葉を飲み込む上条。

「危ないっ! 下がりなさい!」

 そんな彼に、真紅がソファーを蹴って跳びついた。

「くっ!?」

 反射と、そしていままで幾多の修羅場をくぐってきた上条の経験が、彼の体を突き動かす。

 上条の左腕が真紅の体に回り、その身を強く抱えた。同時に足で床を蹴り、背後に跳躍。

 そしてその右手―――それが異能であるならば、あらゆるものを打ち消す力を宿した右手が握りこまれ、目の前にかざされた。

 上条がさきほどまで座った位置から距離にして5歩分後ろに下がった、ちょうどそのとき。


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