過去ログ - 浜面「俺は、どんな事してもお前を助けるって誓ったんだよ。インデックス」<br>
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152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/01/24(月) 03:43:35.03 ID:bTON20LAO
禁書「…………」

どうもおずおずとしたインデックスはこの後に及んで自分の手を掴むのに抵抗があるらしい。

浜面「……飯はいいのか?」

禁書「うっ……」

浜面「それに俺が引き上げないとお前そのままだけど」

禁書「うぅ……」

やはり、おずおずと手を伸ばすインデックスの小さな手を浜面は掴みとる。

禁書「ひゃあっ」

浜面「うっ……」

そしてそのまま引きずり上げようとした――が、どうも無理をしすぎたらしい。格好を付けたものの、ずっと屋上に吊り下がっていた浜面の腕はそろそろ限界に近かった。

浜面「わりぃ……やっぱ自分で上がって?」

禁書「……もう」

かっこつかないんだよ。そう小さく呟いたインデックスは、自分の腕を伸ばして屋上の端を掴み、這い上がる。

先程の浜面と同じように。

地獄の底から、二人一緒に。

浜面「あ゛ー疲れた」

ドサッと、屋上に倒れこむ。疲れた。本当の本当に。

禁書「しあげは無茶しすぎなんだよ?」

その顔をインデックスが覗き込む。その顔には、今朝のような悲しそうな笑顔じゃなく、本当に、どこか安心して、嬉しそうな笑顔。




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