過去ログ - 浜面「俺は、どんな事してもお前を助けるって誓ったんだよ。インデックス」<br>
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153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/01/24(月) 03:44:41.37 ID:bTON20LAO
浜面(…………)

この笑顔が見れたなら、まあいいか。と、浜面はそう思う。

それより

浜面「あ、今俺の名前呼んだか?」

禁書「えっ?」

浜面「呼んだよな。俺の名前」

禁書「う、うん……な、何!? 私がしあげって呼んだらわるいの?」

悪くねぇさ。と、浜面はポンとフード越しにインデックスの頭をごしごしと撫でる。

禁書「わ、わわっ」

浜面「インデックス。さっきの続きだ」

禁書「……え?」

浜面「…………」

禁書「…………」

禁書「わ……私の手を取っちゃったら、迷惑がかかるんだよ」

浜面「おかげで冷蔵庫の中身は空っぽだな」

禁書「いっぱい怪我しちゃうんだよ?」

浜面「今日は路地裏で喧嘩してきたからな」

禁書「ほ、本当によかったの?私の手を取って、助け――」

浜面「俺が助けたいって思ったんだ」

その言葉は、やっぱり少女のどこかに突き刺さったようだ。

浜面「いいに決まってんだろ」
禁書「ふぇ……」

禁書「ふぇぇぇぇぇん……」

インデックスはくしゃくしゃになった顔を浜面の胸に押し付ける。

誰にも関われなかった、誰にも接する事が出来なかったこの一年間の想いを、インデックスは今日初めて吐き出した。

浜面の硬くて暖かい胸の中で、長い長い、嗚咽と共に。



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