過去ログ - 浜面「俺は、どんな事してもお前を助けるって誓ったんだよ。インデックス」<br>
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172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/01/30(日) 15:29:31.06 ID:Gb6Z5X5AO
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禁書「うわぁ! すごく高いんだよ!」

と、感嘆の声をあげるのは、スキルアウトのリーダーである大男の肩に乗り、いつもと違う視点から世界を楽しむインデックスだ。

その少女を乗せる大男、駒場利得は「こまばはおっきいね」なんて笑顔で言われ、その顔に似合わず(本当に似合わない)頬を綻ばせにやにやと笑っている。

そして、その駒場に背負われてる不良少年、浜面仕上も

禁書「しあげしあげー」

なんて、頭上で楽しそうに笑う少女に名前を呼ばれ、まんざらでもない笑みを浮かべていた。

半蔵「……つかさー。よく無事に生きて帰れたよな、俺ら」

そう呟いたのは浜面を背負い、インデックスを乗せた駒場の後ろを歩く半蔵だ。その彼の着ている服は所々が焼け焦げている。

駒場「……ああ、今回ばかりはダメかと思った」

そう言葉を吐き出す駒場利得も、同じように服が焼け焦げており、その背に背負っている浜面に至っては体の至る所に火傷の痕が見え隠れしている。

浜面「……まぁ、そうだな」

その3人のボロボロの姿は、先程繰り広げた戦いの激しさを物語っていた。

浜面「でもお前らがいなきゃ確実に死んでたよ」
禁書「本当なんだよ。まさかあの魔術師を倒しちゃうなんて正直まだ信じられないくらいかも」

半蔵「つっても俺は逃げてただけだしさー」

半蔵「駒場のリーダーに至っては壁の紙ビリビリ剥がしてるだけだし」

駒場「……それは、お前の言うとおりにしただけだが」

浜面「あーまぁ助かったんだしいいじゃねぇの?」

インデックスも守りきった事だし、というのは口には出さない。

浜面(だってなぁ……ちくしょう)



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