過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」
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21:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 13:31:37.49 ID:sZDacFKmo
 そんなこんなでいつもの如く騒ぎながら、日が暮れていく。
 日が暮れても街灯がついても、僕らは騒がしい。
 人の届かない場所で相変わらずに騒ぐ。
 しかし、僕らのいる場所はここだけれど、外面的にはやはり帰らなければならないところがあるのだ。

伊代「……そろそろ暗くなってきたし、解散しましょうか」

こより「さんせーッス!実はこより、もうお腹ぺこぺこで……」

 その言葉を聞いて、るいは酷く激しく、お腹を鳴らした。
 ぷっ、と思わず吹出す。

るい「……お腹すいた」

茜子「それでは暴食魔人が暴れる前に解散といきましょう」

花鶏「そうね。それじゃあさっさと帰りましょうか」

 るいのお腹の悲鳴が決めてとなり、解散の運びとなる。
 僕は伊代とこよりと帰るのが同じ方向だったから当然一緒に帰るのかと思ったけれど……

伊代「あ、私図書館いかなきゃ。借りなきゃいけない本があるの」

こより「鳴滝はお母さんから買い物を頼まれているので、ここでお別れです」

 と、その二言でそこで解散となる。

るい「よっし、じゃあ――」
智「また、明日」

 るい以外のまた明日が街の雑踏に一瞬だけ響き、紛れ、消える。
 さて、僕も帰ろう。
 何度が振り返りつつ、僕らは僕らの家へと帰ってゆく。


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