過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」
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92:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/13(木) 12:12:47.41 ID:Al96rPapo
 静寂が戻った屋上。
 変わったところといえば、上から下にポッカリと穴が出来たことぐらいだろうか。
 僕らを攻撃したあの騎士と、シンクロしていた竜は既に青白い渦に消えていた。

アヤヤ「き、緊張したよぅ……!」

芳守「あーや、頑張ったね。私は何もできなかったのに」

 よしよし、と泣きかけのアヤヤを芳守さんが宥める。
 穴を覗いている繰莉はほー、と感心したような声をあげている。

央輝「……なんだったんだろうな、一体」

 央輝が話す相手は僕しかいない(アヤヤと芳守さんは抱き合っているし、繰莉とはウマがわない)ため、近づいて先程のことについて話しかけてきた。

智「……わかんないや、とりあえずは、少女Aが呼んだものだってことぐらいしか」

央輝「そうだな……」

智「それにしても、央輝随分と興奮していたみたいだったけど」

 もしかして彼女もるいと同じ好みをしているのだろうか?
 そう思ったのも束の間。

央輝「ばっ、馬鹿か!あれは単純にアレに仕返しをできると思っただけだ!勘違いするな!」

 それにしては、大きなおもちゃを見つけたようだったけれど……
 


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