42:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]
2010/12/25(クリスマス) 22:30:26.05 ID:UETh2A.0
禁書「とーま?元気ないけどなにかあったのかな?」
上条「…別に」
禁書「そう?インデックスはとーまにいっぱい迷惑を掛けたからお返しするんだよ。歩けなくても大丈夫!支えて『あげる』んだよ。」
えへんと胸を張る禁書目録
禁書「…とーま?」
上条「お前もかよインデックス」
禁書「え…?」
上条「お前も哀れんで惨めな俺に施していい気になってんのかよ?」
禁書「そんなことないんだよ!?ッッゥグッ!?」
上条「お前も俺を見下してっ!!」
首を絞める上条の手が強まる、ツメを立ててもがく幼いシスター
上条「なんでっ!なんで俺がこんな目に会わなきゃいけないんだよおおおおおおおおおおお!!!!!!」
上条心からの絶叫、涙を流しての絶叫
不幸不幸不幸我慢我慢我慢
今まで頑張ってこれた
しかし年端もいかぬ若い人間、上条にはもう限界だった
指が首に食い込む、細い首が折れる?折れそう…折れる…手前
ブンっと腕を振り禁書をほうりやる
禁書「ゲヴォッ!ゲホッ!ォオッ!」
咽る禁書を涙が止まらない上条が言う
上条「すまないインデックスしばらく一人にしてくれ」
禁書「ッッ!ゲホッ!」
何も言わなかったのか言えなかったのか足早に出て行く
上条「………もうだめだ俺」
全てに耐えられない、周囲の視線にも、今の自分の環境にも、今禁書にしたことにも、誰かの優しさにも…
窓の外は大雨だった…雨粒が地面に吸い込まれるように落ちていく
窓を叩く雨音は親しい友人がノックをしてるようだった…………
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