過去ログ - 御坂「名前を呼んで
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268:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/02(水) 23:35:52.50 ID:v39FFWdbo
「あー……オマエさ。何か勘違いしてねぇか?」

垣根は辟易するようにタバコを咥えたまま髪を掻く。

「だからさっきから言ってるだろ。俺はオマエと事を構える気なんてまったくないんだよ」

……どういう意味だ?

麦野の思考が停止する。

だって余りに巫山戯た話だ。
ここまで入念に選択肢を潰し、麦野の行動を封じておきながら。

「だから俺はオマエに『手を組まないか』って言ってるんだ」

垣根は麦野を格下になど見ていない。
利用するでも従わせるでもなく、協力しようと言っているのだ。
損得勘定の上の協定ではない。現実、有無を言わさず従える事もできるのだから。
なればこそ垣根が協力と強調し同意を求めるからには。

そこには単純に『麦野の手助けとなりたい』という理由しか存在しない。

最初から垣根は麦野たちを害そうとなど一片たりとも思っていない。


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