451:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/13(日) 20:46:10.59 ID:EDY7xjvmo
とっ、と小さな音。
軽やかに着地した絹旗は視線を浜面たちに向けぬまま前を見据えたままだった。
「……ふううゥゥゥ――っ」
452:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/13(日) 20:54:45.48 ID:EDY7xjvmo
はっとなり浜面は視線を上げ振り返る。
視線を絹旗の視線の先、蹴り飛ばされた査楽の舞った方へ。
「私はもう一人の相手を超しなければならないみたいです」
453:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/13(日) 22:10:20.06 ID:HvbfxqOTo
おおぅ、黒夜ちゃン来ちゃった
454:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/13(日) 23:15:36.70 ID:EDY7xjvmo
単身矮躯の、奇妙な格好の少女だった。
細い体に黒い皮と鋲で形作られたパンキッシュな衣装は拘束具を思わせる。
その上から白いコートを、フードを頭に引っ掛けるだけで羽織っている。袖に腕は通されずだらりと垂れ下がっていた。
黒いストレートの髪が肩口から肩甲骨の辺りまで零れているが、両サイドの一房ずつの耳あたりから先が金色に染め抜かれている。
455:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/13(日) 23:18:01.06 ID:B6ucvBdq0
新約買っといて良かったぜェ・・・
456:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/13(日) 23:50:57.16 ID:7E/8fhWq0
俺もだ。読んどいてよかった
絹旗の一方口調はドキッとした
アニメじゃ再現できないかなーとか思ったけど
がんばれ声優
457:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/14(月) 00:17:43.31 ID:zr/j2yRro
「ン、ンっンー、んん。ん。よし」
咳払いするように。それとも歌うように。
黒夜は唇を尖らせ何かを確認するように少し声を出し、そして再びにやりと刃のように嗤った。
458:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/14(月) 00:24:16.77 ID:dK+HEoRAO
きゃーかっこいい浜面くーん
459:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/14(月) 00:27:01.61 ID:5KNElkm7o
きえろ ぶっとばされんうちにな
460:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/14(月) 01:52:48.04 ID:zr/j2yRro
黒夜はしばらく無言で浜面に視線を向けていたが、やがて深い溜め息と共に前屈みになるように視線を落とした。
「…………あーやっぱダメだな私」
低い声で小さく呟く。
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