過去ログ - 御坂「名前を呼んで
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609:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/03(火) 00:49:41.99 ID:5TTI5Zn6o
近付けない。

暴走した査楽の能力は、他者の背後という制限を失い空間を捻じ曲げながら物体を浮遊させている。
彼の能力の対象となる限界範囲――最も気をつけるべきは作用点の射程だが――が分からない以上近付けるはずがない。

以下略



610:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/03(火) 02:15:27.87 ID:5TTI5Zn6o
査楽は放置する。

そして滝壺を抱いて施設から脱出する。途中で絹旗も拾っていく。
麦野とフレンダについては分からないが、この音の影響下にあっても即座に死ぬような事はないだろう。
現在位置が不明な二人を探すのに時間をかけるよりも戦闘能力の低い滝壺を戦場から引き離す方が優先だ。
以下略



611:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/03(火) 06:55:09.33 ID:Pr3shfoSO
おつ


612:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/03(火) 07:38:22.09 ID:YUyS3ywg0
かれ


613:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[sage]
2011/05/03(火) 13:11:49.30 ID:VJ2knXWk0
ちっとまとめで読んでみたが…二章開始時点辺りでもうギブ
あまりにも地の文くど過ぎる。スルーしてね言いたかっただけだから



614:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/03(火) 22:57:52.88 ID:cJCjrOEIO
つチラシ


615:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/04(水) 01:30:57.39 ID:q7f1XTxVo
カカカカカカッ! と乾いた音が連続で響く。
十一次元座標を用い移動を果たしたそれらが空間を割り裂き突き刺さる音だった。

その先は――滝壺の背後。
体晶により暴走状態となったこの期に及んでなお、査楽は誰かの背後にしか空間移動を行えなかった。
以下略



616:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/04(水) 02:18:05.15 ID:q7f1XTxVo
査楽の持つ空間移動能力の前では逃走は無意味だ。だからこそ麦野を探していたのだが。

迷う。

このまま即座に逃げるべきか。
以下略



617:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/06(金) 22:59:00.87 ID:e//dhR8Qo
査楽を無視し、逃走する。

その決断は僅かに遅かった。

廊下への戸に向かおうと決意した瞬間――目の前に査楽の姿が現れた。
以下略



618:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/06(金) 23:09:43.28 ID:e//dhR8Qo
「っ――のぉ――!」

胸元に向かって穿たれた一撃を浜面は体を落とし首を曲げ強引に回避する。

しかしその無理な体勢では次がない。
以下略



619:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/06(金) 23:31:49.09 ID:e//dhR8Qo
組み伏せようとする浜面。
それに抵抗する査楽。

果たしてどちらが攻めているのかも分からないような状態で二人は縺れ合うように転がる。
殴り、蹴り、掻き毟り、不恰好に。
以下略



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