過去ログ - 佐天「世に鬼あれば鬼を断つ。世に悪あれば悪を断つ。」
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1: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 19:52:56.59 ID:RuiFdFo0


これは英雄の物語ではない・・・・・・



ここ学園都市では、能力の強さによって6段階のレベル分けがなされている。

レベルの最高位は5、学園都市にたった7人しか存在しないレベル5は羨望の的だ。

なぜ最高位が5なのにレベルの区分は6段階なのか?

答えは簡単だ、能力開発を目的とする学園都市にも、能力を使えない者
レベル0が存在するからだ。

私、佐天涙子もその1人だ。



2: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 20:01:45.23 ID:RuiFdFo0
「はぁ、うまくいかないなぁ……」

にらめっこしていた能力開発の本から顔を上げる。

私はこうして能力を得るために勉強している。
以下略



3:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/25(金) 20:13:12.83 ID:.Kx6JTso
村正や贋作弓聖は出演予定ありますか?


4: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 20:15:23.04 ID:RuiFdFo0
「んっ?」

ふとテーブルの上のコップに目をやると、中の水が揺れていた。

「なんだろう?地震かな?」
以下略



5: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 20:27:52.30 ID:RuiFdFo0
今のところ正宗だけの予定です。
あんまり出しすぎると収拾付かなくなりそうなので。


私が顔を上げると、そこには人間程の大きさの天牛虫(カミキリムシ)が居た。
以下略



6: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 20:38:52.00 ID:RuiFdFo0
<ぐぅッ!?体が動かぬッッ……!>

ロボットの体がよろめく、よく見るとその体にはいくつかのヒビが入っていた。

私が茫然としていると、遠くからサイレンの音が聞こえて来た。
以下略



7: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 20:51:25.35 ID:RuiFdFo0
アンチスキルの人の話では、まだ異変が起こる可能性があるという事で
私は部屋には帰れず、詰所の仮眠室を借りて、一泊することになった。

「はぁ〜、なんかついてないなぁ……」
以下略



8: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 21:04:35.14 ID:RuiFdFo0
顔を洗い、頭がすっきりすると昨日なにがあったかを思い出した。

「これから君の部屋に行って、学校に必要な物を取ってくるじゃん」

昨日の事件の後、部屋にはもう異常が無い事が確認されたが、念のためという事で
以下略



9:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/25(金) 21:11:54.58 ID:GuPrQWYo
佐天さんが内蔵ぐっちゃぐっちゃにしながら戦うのか……股間が熱くなるな……


10: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 21:18:24.87 ID:RuiFdFo0
そうこうしているうちに、車は私の部屋のあるアパートの前に到着した。

「まずはあたしが入って様子を見るから、何かあったらすぐに助けを呼びに行くじゃん」

まあ、大丈夫だとは思うけど、そう言って黄泉川さんは部屋の中に入って行った。
以下略



11: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 21:30:47.73 ID:RuiFdFo0
その後、準備を終えた私は、黄泉川さんに学校の近くまで送ってもらい
そこで黄泉川さんと別れた。

「佐天さん、どうかしたんですか?なんだか顔色が悪いみたいですよ…」
以下略



12: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 21:41:08.13 ID:RuiFdFo0
ホームルームはいつも通り滞りなく進んでいった、が

「最後に、佐天、お前はこの後、職員室まで来るように。以上だ、日直、号令」

最後にそう言って先生は教室を出て行った。
以下略



13: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 21:54:06.12 ID:RuiFdFo0
「どうぞ、お入りください」

中から返事があり、それに従い応接室の中へと入る。

「失礼します」
以下略



14: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 22:05:00.30 ID:RuiFdFo0
「はい、昨晩の事件の事で少々お話があるのですが…」

やはり予想通りの答えが返ってきた。しかし、私は昨晩何が起こったのかすら、
よくわかっていない。
以下略



15: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 22:17:34.26 ID:RuiFdFo0
「私に説明…ですか?」

「はい、すみませんが、ここでお話できるような話ではないので、私と一緒に研究所の
施設までご同行願えませんか?」
以下略



16:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/06/25(金) 22:26:55.92 ID:u2VcZ0M0
しえんた


17: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 22:31:27.82 ID:RuiFdFo0
考えているうちに目的地に着いたらしく、車がゆっくりと停車する。

車を降りると、目の前には立派なビルがあった。

私は木原さんの先導でビルの中に入り、会議室のような部屋の前まで案内された。
以下略



18:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/25(金) 22:40:38.62 ID:0AgOVfM0
木原くン


19:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/25(金) 22:45:54.82 ID:rt50hSko
支援


20: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 22:47:04.06 ID:RuiFdFo0
<おい!木原とやら!なぜ吾をこんなところへ呼んだのか、早く説明せぬか!>

私が抗議の声を上げる前に、カミキリムシ…正宗が苛立たしげに抗議した。

「これは失礼しました。それではお話しましょう、佐天さん、どうぞこちらに
以下略



21: ◆JZzNmabVtI
2010/06/25(金) 22:58:29.29 ID:RuiFdFo0
「……」

私はその話をすんなりと信じることはできなかった。別の世界だとか、そんなオカルト
じみた事を信じる人間は、この学園都市にはそうは居ないだろう。
以下略



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