過去ログ - 佐天「世に鬼あれば鬼を断つ。世に悪あれば悪を断つ。」
1- 20
899: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/05(日) 00:03:46.77 ID:5NQOfLMo
<な、なぜだッ!?御堂は……、御堂は力無き者を守るために戦ったのだぞ!?
だというのに、なぜそのような目で御堂を見る!!?>


現実は物語のようにはいかない
以下略



900: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/05(日) 00:10:50.18 ID:5NQOfLMo
でも、私は後悔なんてしない

私はあの女の人を助けるために戦った、自分の意志で……

<こやつ等ッ!自分達は見ているだけしかできぬくせに、好き放題言いおって!!!>
以下略



901: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/05(日) 00:16:34.37 ID:5NQOfLMo
その理由を正宗には理解するなんてできないと思う

正宗は危ういほどに純粋で、高潔な心を持っている

だから、きっと理解できない
以下略



902: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/05(日) 00:25:04.05 ID:5NQOfLMo
走り出してから内心しまった、と思ったが、もう遅い

声をかけた人がジャッジメントだったとしても、あの状況ならば言い訳のしようがあったかも
しれない
以下略



903: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/05(日) 00:34:23.46 ID:5NQOfLMo
「はぁ、はぁ……」

ここまで来れば大丈夫だ

立ち止まり、息を整える
以下略



904: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/05(日) 00:40:30.53 ID:5NQOfLMo
「あっ!ま、待ってくれ!俺は別に怪しいもんじゃないんだ!」

私がまた走り出すと思ったのか、ツンツン頭の人は慌てながら言った

「…………」
以下略



905: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/05(日) 00:49:38.32 ID:5NQOfLMo
「私に、何か用ですか?」

ツンツン頭の人の息が整ったのを確認し、質問を投げかける

さっきの出来事が尾を引いているのか、自分でもわかるくらいに露骨に無愛想な声を
以下略



906: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/05(日) 00:57:44.53 ID:5NQOfLMo
「…………」

「助けに入ろうと思ったら、一発でノックアウトしちまったからさ。 タイミングを逃しちまって、
その後話しかけたら走ってっちまうし……」
以下略



907: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/05(日) 01:06:38.90 ID:5NQOfLMo
「は?」

予想外の答えに思わず間抜けな声が出る

この人は、見ず知らずの人が怪我をしているのを放っておけない。
以下略



908: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/05(日) 01:14:11.70 ID:5NQOfLMo
どうやら本当に他意はないようだ……

「どうしようか?」

判断がつかず、正宗に意見を求める
以下略



1002Res/511.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice