763: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/07(月) 00:46:05.67 ID:3y0709oDO
「死ぬほど追い掛けて、追い掛けて」
美琴がそうなったとして。
例え自分がどれだけ傷付こうが酷い目に会おうが。
「この手で、どんな手を使っても捕まえてみせますの」
美琴の手が震える。身体が、震える。
自分は、何をしているのだ────?
もう彼の傍から離れないと決めたのではないのか?
愛する彼と何があっても共にいると決めたのではないのか?
『当麻の身体は、私が治してあげるわ!』
あの時、その言葉と共に笑顔をずっと守ると決めたのではないのか?
「立ちなさい!超電磁砲、御坂美琴!」
その黒子の叱咤が、いつしか美琴を立たせていた。
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