過去ログ - 上条「身体が……熱い」
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773: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/07(月) 00:57:03.99 ID:3y0709oDO

しかし自分がやった行為は、美琴にとって全て逆効果だったのではないのか?


『そういうの、やめてよね…………迷惑だから』

その言葉と、海原とのキス。

「…………う……あ……っ」

悔しい。何が悔しいのか分からないが、とにかく悔しかった。

もう自分は、彼女といてはいけない。
もう誰ともいてはいけない。
この訳の分からない力で、傷付けて苦しめてしまうから。

こんな力など、いらなかった──────。


「ここは…………」

 そこで上条は、あの実験の時のあの場所にいる事に気が付いた。

御坂妹、一方通行、美琴。
色々な事があった。
戦って、守って、倒れて、介抱されて、救ってくれて、気を失って、死なせてしまいそうになって──────

「美琴………………っ」

会いたい。とにかく、会いたい。
でも………………会えない。
彼女が幸せならそれでいい。
幸せにするのが自分でなくともいい。

とにかく、彼女が愛しかった────────。











「よォ、三下ァ」



そしてその『操車場』に、一人の男の声が響き渡った。



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