888: ◆LKuWwCMpeE
2011/02/09(水) 23:23:09.10 ID:kI7EFVyDO
翌日の、午前九時過ぎ。
日曜日らしく、周りも私服姿の学生達が休日を満喫している中、上条は美琴と待ち合わせをしたあの公園に向かっていた。
「今日は暖かいな」
889: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/09(水) 23:23:49.93 ID:kI7EFVyDO
「早いじゃねーか。もしかして待ってたか?」
「うん。でも当麻だって早いじゃない」
890: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/09(水) 23:25:09.27 ID:kI7EFVyDO
そのまま手を握り合いながらセブンスミストに着いたのは午前十時になった所で、開店時間とちょうど重なっていた。
「いらっしゃいませー」
891: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/09(水) 23:25:52.06 ID:kI7EFVyDO
「これなんかどうだろ?」
そう言い、上条が自身の手に取ったのはファー付きのダウンジャケット。
それを自身に当ててみて、鏡で確認している。
892: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/09(水) 23:26:56.61 ID:kI7EFVyDO
「い、いいんじゃない?」
「何か歯切れ悪いな」
893: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/09(水) 23:27:42.10 ID:kI7EFVyDO
ああ、彼が残念そうな顔をしている。
あれは確かに、似合っていたのに。
自分の身勝手な我が儘で彼を困らせてしまっていたという失態を美琴は恥じ、覚悟を決める。
894: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/09(水) 23:28:40.05 ID:kI7EFVyDO
店から出て、お互いの温もりを確かめ合いながら道を歩く。
それだけで、満たされる。
それだけで、嬉しくなる。
895: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/09(水) 23:29:18.37 ID:kI7EFVyDO
896: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/09(水) 23:29:56.01 ID:kI7EFVyDO
「つーかまぁ、俺がしたかっただけだったな。はは、悪い」
897: ◆LKuWwCMpeE
2011/02/09(水) 23:33:44.24 ID:kI7EFVyDO
これにて終わり!
何だろう、甘々な上琴が書きたかっただけだった。
本当に大好きだこの二人
898:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/09(水) 23:36:09.54 ID:TLrhC4GAO
おつうううう!!!
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