937: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/11(金) 23:59:15.51 ID:IZ5RBuRDO
「で、妹達は分かるとして、何で黒子達はここにいるのよ」
気絶した上条の頭を膝に乗せながら佐天と黒子をベッドの前で正座をさせ、不機嫌そうな表情をしながら美琴は尋ねた。
本日はサプライズで上条退院パーティを開こうとインデックスと計画していて、あの件に関わった御坂妹、打ち止め、木山を上条に内緒で呼んでいたのだ。
…………一方通行まで来るとは思ってなかったのだが。
しかし黒子もあの時居合わせていたとはいえ、美琴は何となく黒子まで呼ぶのをやめとこうと話してなかったのだが、何故彼女が今ここにいるのか疑問に思っていた。
というか、何故黒子がここを知っているのだろうか。
それに上条とほとんど面識の無い初春や佐天までいるのだ。
気になるのは仕方の無い事だった。
「お姉様の純潔を類人猿から守る為に決まってるんですの!」
「ば、バカ!いきなり何を言い出すのよ!///」
黒子の返した答えに美琴は顔を真っ赤にさせ反論する。
しかし上条に膝枕をしているという姿の為、彼女が否定しようが説得力は無い。
「だってお姉様!昨日あんな遅くまで隣で乙女声を出しながら電話されれば誰だって気になりますの!」
「「「「へー」」」」
「ほう」
「ちょっと!///」
黒子の言葉にインデックス、打ち止め、初春、佐天、木山が興味津々といった様子の顔付きになり美琴に視線を送る。
御坂妹は笑顔で握り拳を作っていた。
「何なんですの!?『明日は楽しみにしてるから』って!隣にいた私の事完全に世界の外に置いてしまわれて!」
「………………///」
「まるでお付き合いでもなさってるかの様な挨拶交わしてんじゃねえですのおおおおおぉぉぉ!!」
「あれ、みことまだ言ってないの?」
「ほォ」
「「「「「「えっ」」」」」」
インデックスがそう言った瞬間、空気が止まっていた。
960Res/577.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。