過去ログ - 魔王「武器を下ろせ。お前と戦う気はない」その2
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7: ◆JbHnh76luM[saga]
2010/12/20(月) 11:19:16.47 ID:ufOkNKoo

店主「最近かい? そうだなぁ、聖王国では色々と変化があったみたいだよ」

女「変化?」

店主「ほら、あそこは魔族も居るだろ? そいつらとの共存ってのを始めたらしいんだけど、これが予想以上に巧くいってるらしい」

メイド「あらあら。素晴らしいことですね」ニコニコ

店主「大学院とかいうのも完成したらしくて北の賢者の町から大賢者様をはじめとした賢者達も降りて来たらしいよ。我々人間の商人も魔族領で交易を始めてるらしくて、国中が活気に溢れてるって評判さ」

女「すごーい。私達の予想よりうまくいってるんじゃない?」

勇者「そうだな。すごいよ」ニコニコ

卯「お待たせしましたっ。宿の準備できました」

店主「お連れさんかい? いらっしゃい」

勇者「ありがとう。この子にも紅茶を頼む」

店主「まいどあり。あぁ、そうそう。でもな」

卯「何のお話ですか?」キョトン

女「私達の国が今どうなってるかっていうお話だよ」

メイド「でも?」

店主「その道筋を作り上げた人間側代表の勇者と魔族代表の魔王、大神官候補の女、魔王のお付だったメイドの4人がずっと行方不明らしいんだ。聖王国では4英雄として称えていて、みんな探してるんだけどねぇ」

卯「それって……」チラッ

勇者「あはは……」

女「でも、英雄なんて居なくて良いんじゃないですか?」

店主「王様もそんな事おっしゃってたらしいね。みんなが英雄だって。あの言葉にゃ感動したなぁ」

メイド「そうですね。みんなが手に手を取って歩んだ結果ですからね」

交易商人A「おーい、こっちに定食を頼む」

交易商人B「俺も頼む!」

店主「はーい。じゃあごゆっくり。紅茶はすぐに持ってくるよ」ニコ

勇者「ありがとう」


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