過去ログ - 魔王「武器を下ろせ。お前と戦う気はない」その2
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961: ◆JbHnh76luM[sage saga]
2011/05/24(火) 08:25:32.98 ID:STjpkafoo

メイド「魔王様はもうおわかりになられたようですわね。皇国随一の武人とまで謳われた猛者、侍様ですわ」

四天王碧「北の遺跡を護衛してるパーティの一員だったか? 魔王様も面識があるんですよね?」

魔王「うむ。メイドが言うように実力は折り紙つきだ。目が不自由なようだが、気配を察知する術に長けてるようだったぞ」

四天王碧「欠点は?」

メイド「過去に出遭った事件により、メンタル面に若干脆い部分があります」

四天王碧「そりゃちと問題だな。いざって時に役に立たねぇんならいらねぇよ」

メイド「が」

魔王「が?」

メイド「それも問題ないかと思われます。私があの方のお傍に居ります故」

魔王「なるほどな」ニコッ

四天王碧「教育係でもすんのか?」

魔王「侍殿と共に生きる事になった、ということだ」

四天王碧「ほほー、あのメイドがとうとう色気づいたのか。そりゃめでてぇな」ニヤリ

メイド「魔王様……」

魔王「許可を得てどうこうするものではなかろう。お前は既に自由なのだ。誰を好きになろうと、何をしようと、私の許可を取る必要はないと言ったはずだぞ。メイド、お前は私の使用人であり、親友であり、姉でもあり、妹でもあった。そのお前が誰かを好きになったとあればそれを喜ばない筈がなかろう。心から祝いの言葉を述べさせてもらうぞ。よかったな」ナデナテ

メイド「ありがたきお言葉でございます」ニコニコ

四天王碧「んじゃ、その件は少しばかり考えさせてもらう。俺ぁちょっとばかり野暮用があるんで今日のところはこれで。魔王様、失礼いたします」

魔王「うむ、頼むぞ」

四天王「全ては魔王様の御為に」フカブカ


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