過去ログ - 魔王「武器を下ろせ。お前と戦う気はない」その2
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960: ◆JbHnh76luM[sage saga]
2011/05/24(火) 08:25:04.17 ID:STjpkafoo

― 魔王城 執務室 ―


四天王碧「では、この件はそのようにいたします」

魔王「うむ、頼んだ。碧よ、私の我儘でお前に魔王の職を押し付けてしまう事になるが……」

四天王碧「魔王様のお望みであれば何でもしまさぁ。魔王様はご自分の事だけを考えておいてください」

魔王「すまないな。それで、今後の事はどうするか決めているのか?」

四天王碧「そうですね、基本的な部分は現行のままにします。特に不満が出ているワケでもありませんし、むしろ良く動いていますからね。さすがは魔王様でさ。ただ、俺にゃぁ魔王様みたいな絶対的な強さはありませんから近衛兵部隊は拡充することになると思います」

魔王「平和な世になったとはいえ、いつ物騒な事が起こるかわからぬからな。四天王はどうする?」

四天王碧「蒼にゃあそのまま居てもらいたいですね。今度話すつもりですが、まぁ大丈夫でしょうな。あとはおいおい探していくしかないと思いまさ」

魔王「ふむ……」

四天王碧「あとは、出来りゃぁメイドにも残って欲しいところでさ。戦闘力だけじゃなく、管理能力、統率力、どれをとってもあいつ以上の人材はありませんからね」

メイド「あらあら、嬉しいお言葉ですわね」

魔王「戻っていたのか」

メイド「はい。王都で良い茶葉が売ってましたのでついでに買って参りました。どうぞ」カチャ

魔王「ご苦労」

四天王碧「あんがとよ。メイドよ、聞いてたんだったら話は早い。引き続き魔王城の管理とかを続けてくれんか?」

メイド「一人、推薦したい人物がいるのですが」

四天王碧「メイドの眼鏡に叶う奴か、有望そうだな。どんな奴だ?」

メイド「秀でた戦闘力と冷静な判断力を有するお方ですわよ」

魔王「メイドが戦闘力を評価する者となると、確かにかなりの実力者のようだな。人型魔族なのか?」

メイド「いえ、人間ですわ」

四天王碧「まじかよ」ビックリ

魔王「ほほぅ」ニヤリ


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