過去ログ - 上条「どんなに俺が嫌いでも、お前は逆らえないんだよ−−。」
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[sage saga]
2011/03/21(月) 01:34:12.92 ID:GU0mp3MAO
――それからの2人は素早かった。
まず速記原典を用い、風の刀を生み出す。
ひしゃげたフロントガラスを切って運転手を助け出したオリアナは、彼を地面に横たわらせた。
首元を触るが彼の脈は既に無い、心なしか体温も温い。
魔術サイドの人間にしては科学の知識はもっていると密かに自負していた彼女は少しだけ思い巡らせ
オリアナ「確かこれって、心筋梗塞よね?」
インデックス「うん。
――発病を疑った際は患者から目を離さず直ちに救急車を要請すること、患者の意識が消失た際には躊躇せず心臓マッサージを行うことが必要である。機能的な心停止に陥った際には3〜5分以上の無処置は社会復帰率をほとんど0にしてしまう。救急隊の到着を待たず直ちに救命処置(心臓マッサージなど)に掛かる必要がある――って医療書にはあったんだよ」
オリアナ「オーケー、だけどお姉さんたちはお姉さんたちの得意分野でやろうか」
インデックス「そうだね」
オリアナは手持ちのチョークで魔法陣を、インデックスは店中で集めた品物を置いていく。
見つめる視線は鋭い。
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