過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.6
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182: ◆qPOxbu9P76[sage saga]
2011/01/05(水) 17:18:37.09 ID:09EWCUIo
「いただきます」
「いただきます。悪いな、簡単なもので」

今日の昼飯は、夏の風物詩そうめんだ。
特に具を追加したわけでもない、なんの変哲もない夏休みのお供。
添えた薬味といえば、しょうがと刻んだしその葉だけだしな。

「いえ、こういう素朴な方が落ち着くから」
「そうか?そりゃよかった」



昼食を食べ終え皿洗いをした後は、俺の部屋でくつろぐことになった。
俺は別にリビングでもよかったのだが、黒猫が俺の部屋がいいと言い出したからだ。

「俺の部屋、クーラーないぞ?」
「知ってるわ。私、クーラーは肌に合わないから。扇風機くらいはあるのでしょう?」

そう言えば麻奈実が、「クーラーがきいてると手足が冷たくなっちゃって大変なんだよ〜」とか言ってたっけ?
こいつも冷え性なのかな。どうみても体温高そうには見えねえもんな。

俺の部屋に戻ると、俺はベッドでごろごろ、黒猫はノートパソコンで作業の続きを始めた。

「そう言えば黒猫って妹いるんだよな?今日はそいつの世話はよかったのか?」

この前もラジオ体操にも付き添ってるとかって言ってたし。
そのくらい小さい妹がいるなら、正直、俺なんかに構ってる場合じゃないと思うんだが。

「あなたは他人の家の妹でも心配になるの?……シスコンをこじらせるとこうなるのね」
「そういう意味じゃねえよ!」
「冗談よ。本気にしないで頂戴」

おまえの冗談はわかりにくいんだよ……。

「そんなに心配しなくても大丈夫よ。今日は両親とも休みだから」

そうなのか。そういうことなら、よかった。



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