過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.6
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◆qPOxbu9P76
[sage saga]
2011/01/05(水) 17:19:51.08 ID:09EWCUIo
それぞれに思い思いの作業をしつつのほほんと過ごし、そのまま1時間ほど時間が経った。
今の時刻は1時30分くらいか。
「………………」
いつのまにか黒猫の口数は少なくなり、先ほどからしきりに片手で目をこすっている。
「黒猫、おまえ眠いのか?」
「……少し。お腹いっぱいになったせいかしら」
それもあるだろうけど、早起きするからだ。7時に家に来たってことは少なくとも6時には起きてたろ。
いや、女の子は出掛ける準備に時間がかかるっていうし、下手したらもっと早くか?
妹のラジオ体操に付き合った後、普段なら二度寝でもするんだろうけど、俺ん家ではそうもいかなかっただろうしな。
「横になるか?俺のベッド使っていいから」
「…………うん、そうする」
眠気のせいか、口調が少し子供っぽい。
「あ…………」
「どうした?」
ベッドの手前まで来た黒猫の足が止まる。
「ワンピース……皺になっちゃう」
あぁ、そのワンピース、桐乃に見立ててもらった大事なやつだもんな。
「じゃあ俺の部屋着使えよ。着替えてる間は外に出とくから」
「いいの?」
「おう、ここに入ってるから好きに使ってくれ。ハンガーはここにあるから」
黒猫は無言で頷き、スルスルと服を脱ぎだす。
お、おい!俺がまだいるだろ!?いきなり脱ぎだすんじゃない!!
慌てて廊下に飛び出し、扉を閉める。
いくら眠いからって無頓着すぎるだろ。口調といい、ほとんど人格変わってんじゃねえか。
それにしても…………ちょっとおしいことしたかな?
それから5分ほどが経過したが、黒猫からはなんの合図もない。
「く、黒猫さーん?入りますよ?」
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