過去ログ - 垣根「お前が欲しい」初春「……は?」
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34:suzuna ◆XvsKHLIHQc[saga]
2010/12/12(日) 16:17:50.65 ID:RcmkpT6o
自分の部屋へ戻り、パソコンを開く。
次第にデスクトップが表示され、起動する。
いつもの画面、パソコン自体はいつもと変わらない。
だが、やる事は違う。
自作ソフトウェアを起動し、『書庫』にアクセス。
アクセスをしても、何も問題はない。
ランクFからSSにするのは困難だ。権限が元から低すぎる為である。
だが、AからSSにするのは簡単だ。権限が元から高いからである。
だから、楽々とアクセスをする。
目ぼしい情報が無いかと、探す。

「ミサカネットワークによる、ANGEL計画…ああ、0930事件の時のですね。この時に打ち止めに妙なデータが入ったと…今は除去されたみたいですね」

PDFを淡々と読んでいく。
印刷をし、ミサカネットワーク用ファイルにファイリング。
データもUSBメモリとPDAに送信する。
バックアップを何重もしていく。

「流石に、ICには入れなくてもいいですよね…」

ICチップが搭載されている機械には、こういったデータを入れる事が可能である。
例えば、ゲーム機やテレビ、そこに置いてあるプリンタにも可能。
だが、それは最も必要であり最も機密にしなければいけない内容だけ。
『素養』に関してのデータは、ほとんどの機器に入っている。
PDAを除いて。
「PDAに入れると、もし紛失した場合即バレですからね。PDAにはあんまり入れたくないんですけど…」
PDAは普段持ち歩く為に、機密データをあまり入れない。
もし、電車に置いてしまったり、盗まれてしまったら…理事会に即バレ、留置所に放り込まれる。
書庫のデータを不正に見て、逮捕された人を何人も見ている。
むしろ、自分が逮捕させたと言っても過言じゃない。

「…ッ!?」

またデータを探して行ったのだが、自分に関係のある文書を見つけてしまった。



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