166:とある複製の妹達支援[saga]
2011/01/22(土) 21:46:41.84 ID:pRtB1Rnho
〜公園入口付近〜
店主「ラッシュアワースリー!」
安達「――と、いう訳で白井を公園のベンチに待たせて、クレープを買いに来たんだが」
店主「……兄ちゃん、誰に言ってるんだい?」
クレープ屋の店主からツッコミが入るが、ツッコみたいのはこっちの方だった。
安達「…………んで、何をしてるんだ、海原の」
海原「俺の完璧な変装を見破るとは……さすが俺!」デデーン!
何一つ変装などしておらず、普通に自分と同じ顔をぶら下げてるようにしか見えない。
安達「自画自賛に聞こえるから止めてくれ……つーか、海原って板前じゃなかったのか?」
自分の一流料亭でも通用する料理の腕は、彼が死亡した時に継承されたモノだった筈だが。
海原「え? ……見ての通り、板前の服装してるじゃないか?」アレー?
流れ板の生こと、『海原生(かいばらしょう)』は、何が変なのか理解していない。
安達「だ・か・ら! それが変だから聞いてるじゃん!?」ウガー!
何処に板前の服装でクレープを焼く奴がいるというのか。
海原「いや、俺も最初は板前として学園都市に来たんだがな?
何しろ、ここって学生の街だから料亭の数も少ないし、客の入りもイマイチでよ。
せっかく、生き返った訳だし……どうせなら、多くの人相手に料理したい訳さ、俺としては」
安達「……それでクレープの屋台なのか?」
海原「料亭と違って、女子高生とか一杯来てくれて楽しいんだよな〜
この前も中学生の女の子と仲良くなってさ、メアド教えてもらっちゃったぜ」
安達「だ、駄目だコイツ……早くなんとかしないと……」
風紀委員を呼んだ方がいいかもしれない、と本気で悩む。
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