165:とある複製の妹達支援
2011/01/22(土) 20:50:20.53 ID:pRtB1Rnho
黒子「あんなに簡単に片付けられては、黒子の仕事がありませんの……」
安達「まぁ、相手が無能力者ならスキルアウトだろうが、武器を持ってようが、ものの数じゃないな」
――そもそも、そういう状況を想定した格闘技がシステマである以上、たかが不良レベルの相手に負ける訳にはいかないのだ。
黒子「ですが、能力者が問題を起こすケースもありますの。その時はどうするつもりですの?」
安達「――その時は頼りになる『大能力者(レベル4)』の先輩に助けを求めるとするじゃん」ニヤリ
黒子「それはつまり、面倒な仕事だけわたくしに押し付けるつもりだと……」ギロッ
安達「じょ、冗談じゃん…………ある程度の能力者なら、俺でも対処出来ると思う」
何しろ、単純な身体能力的には肉体強化系の能力者並とカエル顔の医者に太鼓判を押されている。
相手の能力の種類次第ではあるが、『異能力者(レベル2)』ぐらいならば、対抗できるだろう。
だが、それでは足りない、とも安達は考える。
安達「(いつか俺は……いや、俺達は最強の能力者に相対しなければいけなくなる)」
黒子「自信があるのは結構ですが…………独断専行なんて許しませんので、覚悟しておいてくださいですの」
安達「――それはツッコミ待ちと考えていいのか?」
黒子「……もう言わないでくださいまし」ムスッ
いかん、どうも機嫌を損ねてしまったらしい。
安達「……あー、クレープでも食べるか? これからよろしくって事で奢るじゃん?」
通りの反対側に見えるクレープの屋台を指差しながら、黒子の顔を窺う。
黒子「…………わたくし、そんなに安い女ではありませんの」プイッ
安達「いらないのか?」
黒子「……いりますの」
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