206:とある複製の妹達支援[saga]
2011/01/26(水) 16:15:21.25 ID:37Qky1eyo
美琴「――それで、色々とあって私が電撃出しちゃって……」
安達「いや、ちょっと待て。いきなり話が飛んだぞ?」
美琴「だ、だって、アイツったら人のこと『まだガキ』だの『反抗期も抜けてない』だの言いたい放題で……!!」
安達「あぁ…………なんとなく分かった。御坂さんは上条の『演技』に合わせなかったんだな?」
そもそも、助けなど必要としていないのだから、上条の下手(見なくても分かる)な演技に合わせる理由はない。
美琴「うん」
安達「それで、上条が『せっかくの演技が台無しじゃねーか』的な事を言って」
美琴「そう!」
安達「売り言葉に買い言葉で、御坂さんも上条に文句言ったりして」
一応は年上である筈の自分や上条を『アンタ』『アイツ』等と呼んでる所を考えると、彼女の目上への態度は良くはない。
常盤台のお嬢様なのだから、その手の礼儀作法は体に染み付いている筈なのだろうが……上条にペースを乱されてしまったのか、素がこうなのか。
美琴「そうそう」
安達「そして、馬鹿共が上条に因縁つけて……逃げ切れないと思った上条は、馬鹿共を一喝する訳だ」
美琴「そうなのよ!」ウンウン
安達「言ってる内にヒートアップした上条さんは、御坂さんの逆鱗に触れるような台詞を言ったりして」
元来、デリカシーの足らない男ではあるが、相手が『口生意気な年下』だったりすると、相手の心情に配慮した発言は、さらに期待出来ない。
美琴「そう、それよ!」ビシッ
我が意を得たり、と言いたげに頷いたり、安達を指差す美琴。
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