604:とある複製の妹達支援[saga]
2011/03/28(月) 22:19:09.87 ID:55K+MyVLo
新倉「」チュー
沈黙を誤魔化すようにアイスコーヒーを口に運ぶ。
誤魔化すのも辛いが、基本的に『脳天気でポジティブ』な生の一人である、新倉としては――
新倉「(ま、混ざりたい……)」
二人の会話に混ざれない事のほうが精神的にキツかった。
上条「――それにしても、俺の頼んだ『苦瓜と蝸牛の地獄ラザニア』遅くないか?」
新倉の緊張を他所に上条は呑気に自分の料理の心配をしていた。
浜面「確かに遅いな……ってか、本当に食べたいのか、それ?」
上条「うーん……あんまり……?」
浜面「疑問形かよー」
上条「夏休み前のテンションって、怖いな……」
カランコローン
イラッシャイマセ-
早くも後悔を始める上条の後ろで、新たな客が入店した。
新倉「ぶっ!?」
その予想外の客の姿に新倉は、口に含んでいたコーヒーを吹き出した。
上条「うおっ!?」ヒョイ
ある意味で慣れっこなのか、それを華麗に回避する上条。
浜面「ど、どうした!?」
新倉「な、何でもないじゃん……」ケホケホ
――そこにいたのは。
美琴「――いた、あの席の連中ね」
黒子「(お姉様にお任せして、本当に平気でしょうか……?)」
――御坂美琴と白井黒子であった。
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