643:とある傭兵のカメオ出演[saga]
2011/04/04(月) 11:04:26.56 ID:DpEFMPO3o
ワシリーサ「周りの目なんて気にする必要ないでしょ。ほら、ボルシチが来たわよん」
店の奥から、二つの皿を持った店主がやって来た。
店主「――お待たせしました」
店主は背が高く、肩幅も広いので、まるで熊のような印象を受ける。
だが体は引き締まり、顔の彫りも深く、穏やかながらも眼光は鋭い。
ひっつめにされた灰色の髪と、たくわえられた灰色の髭を見ると、ロシアに来たんだな、と実感させられる。
店主「――ごゆっくりどうぞ」
店主は多くを語るわけでもなく、皿を置いたら速やかに奥へと引っ込んでしまった。
迫間「おお、これが本場のボルシチかぁ……美味しそうじゃん」クンクン
テーブルビートの深紅色を見ていると、それだけで暖まるようだ。
だが何故だろうか、妙に懐かしい香りもする。
ワシリーサ「ほらほら、早く食べなさいって」ニヤニヤ
迫間「? いただきまーす……」ズズッ
ワシリーサ「」ニヤニヤ
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