757:とある複製の妹達支援[saga]
2011/05/15(日) 21:27:31.08 ID:Ah7YFTiEo
武器を持ってない迫間が、神裂を打倒するには格闘戦しかない。
そして、相手の持っている刀は、いかにも取り回しが難しそうな、身の丈を超える長刀。
迫間「(だったら、超接近戦しかないだろうがっ!!)」ダンッ
神裂の懐を目指して、迷いなき突撃を敢行する。
禁書目録「しょう、ダメ!」
迫間「っ!?」
その声に反応した迫間が、咄嗟に後ろへと下がる。
刹那。
直前まで迫間のいた場所を七つの斬撃が襲った。
神裂「中々の反応ですね。……一秒でも遅れていれば命取りでしたよ?」
チン、という刀が鞘に収まる音。
辛うじて攻撃を回避した迫間は呆然としていた。
日本刀を持っている時点である程度は予想していたが、彼女は『魔術師』でありながら、『魔術』を使っていない。
禁書目録「しょう、大丈夫なの!?」
迫間「大丈夫だ――そこにいろ」
駆け寄ろうとするインデックスを片手で制して、体勢を立て直す。
禁書目録「でも……私だって、戦えるんだよ! 少なくとも『歩く教会』があるんだから、しょうの盾にぐらい……」
迫間「却下」
禁書目録「でも……」
迫間「五月蝿い、そこにいろ」
禁書目録「むー!」
取り付く島もない迫間の応対にインデックスが後ろで憤慨する。
1002Res/886.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。