876:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/07/05(火) 22:22:14.93 ID:oEWSbf3Zo
上条「おい、生……?」ピト
インデックスとは全く別の異変に気付いた人間がここにいた。
上条「っ……すごい熱だぞ!?」
上条当麻の『右手』が生の額に当てられる事で、インデックスは混乱の中へと引き戻される。
禁書目録「(……魔術じゃない……? でも、他の異能の力だったとしても説明がつかない……)」
――ならば、彼は自分を庇い怪我をした生に間違いないのだろうか?
新倉「……何か、頭が痛くてな……」
上条「いつから!?」
新倉「アイツとの戦いが終わった時ぐらいから……かな」
上条「どうして……!」
今まで、何も言わなかったのか……そう問い詰めそうになって、止めた。
上条「(そんなの決まってる……インデックスを守る方を優先したかったからじゃねーか……!)」
新倉「悪い……自然に治ると思ってたんだが……どうも無理……みたいじゃん」グラッ
美琴「ちょ、ちょっと!?」
上条「生!」
禁書目録「しょう!」
糸が切れた操り人形のように倒れた生に、上条と美琴……そして、インデックスが駆け寄る。
上条「おい、生! 生!」ペチペチ
何度か頬を叩くが反応はない……それどころか、ほとんど意識がないようだった。
美琴「これ、普通の病気じゃないんじゃない……?」
上条「――かもしれない。まさか、先刻の戦いの中で何か……」
気付かない内に脳にダメージを負ったとか、敵の魔術師に何かされた可能性だってある。
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