985:とある複製の妹達支援[saga]
2011/11/05(土) 21:37:01.66 ID:BrHDwZp8o
〜とある病院〜
小萌先生の部屋で安達生と御坂美琴の帰りを待っている筈の上条当麻とインデックスは、
何故か新倉が運び込まれた病院へと来ていた。
上条「結局、動いちまったな……」
というのも、上条当麻が小萌先生の部屋で唸りながら、あっちへうろうろ、こっちへふらふらを繰り返し、
それに業を煮やしたインデックスが「そんなに心配なら、生のお見舞いにで行こう」と提案したからである。
インデックスを置いて、追いかける真似は出来ないし、部屋で待っているだけなのも辛い。
そんな上条の心境を察したインデックスの提案を上条は悩みながらも受け入れた。
禁書目録「いざとなれば、私一人でも逃げるだけなら大丈夫なんだよ?」
『歩く教会』も健在だし、とインデックスはえへん、と胸を張った。
上条「……いや、二人は俺を信頼してインデックスを任せてくれた訳だから」
それを置いていけるはずがない。
禁書目録「でも、心配なんだよね?」
上条「…………」
その不安の原因は、多くの不幸に襲われ、それを切り抜けてきた上条当麻特有の第六感……つまりは、勘である。
上条「(厄介なことになりそう……ってのが、正直な感じなんだよなぁ……)」
生は自分よりも遥かに戦い慣れているし、御坂はレベル5の超能力者だ。
レベル0の自分が心配しても始まらない、と言われればその通りなのだが……
上条「――とりあえずは新倉の様子を見に行こう」
禁書目録「(素直じゃないんだから)」ヤレヤレ
呆れながら、インデックスは肩をすくめた。
???「……あ、上条さん?」
後ろからの声に上条とインデックスは同時に振り返った。
上条「……佐天さん?」
そこにいたのは、御坂美琴の友人で自分と同じ無能力者(レベル0)の佐天涙子だった。
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