992:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/11/05(土) 21:54:19.99 ID:BrHDwZp8o
〜AIM解析研究所〜
今、自分が見ているのは、とんでもないモノかも知れない。
初春飾利は困惑の中で、そう確信していた。
『音楽を使用した脳への干渉』
初春「……さっきの今で……どうしてこんな……?」
それだけではなく、彼女の研究室には共感覚性に関する資料や論文が数多くあった。
初春「『An Involuntary Movement』? ……これは……?」
資料を見ることに意識を集中していた初春は、背後の人影に気が付かなかった。
???「――いけないな? 他人の研究成果を勝手に盗み見しては」スッ
初春「っ!?」
優しく肩を抱かれ、初春は喉が干上がったような驚愕に襲われた。
――チャキ。
???「……初春から、その手を離せ」
木山「……驚いたな、最近の風紀委員は実銃を携帯しているのか」
両手を上げたまま、振り返らずに木山は背後の少年に問う。
安達「麻酔銃に決まってるじゃん……だが、効果はバツグン……試しますか、木山先生?」
初春「安達さん……!?」
安達「初春先輩……ゆっくりと俺の後ろに」
状況を把握できていない初春に対して、子供を諭すように優しく告げる。
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