過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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349:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/23(木) 00:45:09.44 ID:Gj0DZH.0

「……どうしたのさぁ。怖い顔しちゃって〜。
愛しの涙子ちゃんに会えなかったのがショックだったのかにゃーん?」

「お前…」
以下略



350:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/23(木) 00:51:59.68 ID:Gj0DZH.0

余裕の無い一方通行の声が、鋭く番外個体の名を呼ぶ。
浮かべていた歪んだ笑みを打ち消すと、番外個体は怒りとも侮蔑とも取れる視線を一方通行に向ける。

「フン。ムカついたんなら殴ったらいいじゃん。ミサカはアンタみたいなモヤシに殴られても別に屁でもねぇーけど。
以下略



351:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/23(木) 00:56:05.74 ID:Gj0DZH.0

苛立ちと誤魔化しと、八つ当たりを込めて吐き出されたその言葉は彼らしいものであった。
一方通行を知る人が聞けば誰もがである。
それだけ素直ではない、捻くれ者の少年の吐く言葉には毒以上の虚勢が見え隠れしている。
しかし、今、この時に限ってはその一言が鋭い刃物と化す。
以下略



352:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/23(木) 00:58:22.73 ID:Gj0DZH.0

「テメェ……何しやが」

「関係なくなんて無い。無いはずがねーだろ!!っざけんなよ、糞モヤシ!!
ミサカがアンタと関係ないわけないじゃんか。関係ないのはアイツの方でしょう?
以下略



353:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]
2010/12/23(木) 01:01:48.87 ID:V9WCx5co
俺の嫁をあまり悲しませないでくれ・・・


354:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/23(木) 01:02:42.87 ID:Gj0DZH.0

「けけけけ、何黙ってるのさぁ。今度会ったら何て言えばいいのかって考えてる?
何言われて帰ったかも知らないっていうのに。それとも学園都市最高の頭脳はそういうことも
わかっちゃうのかにゃ〜ん?でもでも、もう遅いよって言っておいてあげる」
以下略



355:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/23(木) 01:06:14.39 ID:Gj0DZH.0

「アンタが一万人の人間を殺したって言ってやったよ。アンタが女々しく内緒にしてるっぽかったからさ、スパってね。
可哀想に顔真っ青にしてぶつぶつ子猫みたいに震えてたよん。それにしてもミサカってば優しい〜
アンタの歯切れの悪さをカバーしてあげるんだもん。感謝してよね。
それにさ、アンタも変な期待しなくてもいいでしょ?あんな綺麗な子なんかと仲良くしけ込めるわけないんだからさ」
以下略



356:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/23(木) 01:09:53.98 ID:Gj0DZH.0

「この期に及んで、妹達には手出しできないとか?アンタどこのマゾなわけ?」
「生憎となぁ、そんな趣味ねぇんだよ」
「はぁ?」
以下略



357:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/23(木) 01:13:35.85 ID:Gj0DZH.0

もしかしたら、最初から自分は泣いていたのだろうか。


「言ったよな。俺はお前らを守るって。泣いてるお前を放っておけるかよ」
以下略



358:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/23(木) 01:18:13.25 ID:Gj0DZH.0

とりあえず投下終了です。
ストックが尽きかけています。
いっそクリスマス前に出し惜しみせずに出し切ってから再び書き溜めようか考えてます。
ですので、夜中に起きれたら再び投下することもあるかもしれません。
以下略



359:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]
2010/12/23(木) 01:21:26.95 ID:wQtaHas0
番外個体ォォォ!てめえ!
泣けば許されると想ってンのかぁ!かわいいじゃねぇかぁ!俺の嫁ぇぇえ!


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