過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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4:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[sage]
2010/12/11(土) 00:19:11.29 ID:0K5Poxg0

ホラやっぱりと大半の人がそう思っているだろうし、他のSSでも腐るほど目にしてきた展開なのだ。
だから今更真面目ぶって書くことは非常に馬鹿馬鹿しい。
馬鹿馬鹿しいのであるがそれでも書かなければならないが文章の辛いところだ。

だから書く事にする。


モヒカン(世紀末仕様)が三人現れた。

股間は臨戦態勢バッチリである。
しかし、悲しいかなハンドガンレベルなので遠目にはわからない。
モヒカンは佐天に近づくと、臭い息を吐きながら荒々しい声で言い寄る。

「ちょ、まじ、まじパネェ。ッパネェ。ッネェって」
「うほ、いい女じゃねぇかよ」
「はぁ!?マジで。しかも乳でかくネェ?でかくネェ?」
「うひょー、ヤらなきゃ損だよな!」

舐るように佐天の身体を上から下へと眺めるモヒカン達。


(こ、怖い…ッ)

佐天は怖気の走る身体を抱きしめる。
背筋が凍るような、それは予感ともいえるものだ。
そして彼女の予感は正しい。

「へ、姉ちゃんよ。怖いことされたくなかったら俺達に着いて来いよ」
「痛いどころか気持ちいいことしてやんよ」
「アレ、でも最初は痛いんじゃネェ?あれってそうだろ」
「ああ、そうか。でもマジで痛いのか?膜破くんだから痛いのか」
「まぁ、経験ねぇからわからないけど、とにかく姉ちゃんよ、俺らといいことしようぜ」


「や、やめて下さい……ア、アンチスキル呼びますよ!?」

必死に声を張り上げる。
そうしなければ足元から恐怖で崩れ落ちてしまいそうだ。
脳裏に浮かぶのはとらの○なで販売されている数々の彼女そっくりの少女が出てくる薄くて高い本。
複数の男達にもみくちゃにされる姿は最早食傷気味のネタに過ぎないが、今の佐天にはこの上なくリアルな展開に思える。
まさかアレと同じ目に遭わされるのではないだろうか?
遭わされそうだ。クスリ漬けにされるのだ。しかし、それは薄くて高い本であればの話。


二次創作のSSにおいて、彼女は十割の確率で救いの手を差し伸べられるように世の中は出来ている。



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