過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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470:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/26(日) 22:55:35.28 ID:5egcb7o0

穴があったら入りたいという言葉がある。
恥ずかしい行いをしてしまった時、特にその前に固い決意表明をしていたり、ドヤ顔だったりすると威力は倍プッシュ。
やぁってやるぜなテンションだったりするともう目もあてらんない。
佐天はまさに今自分がそんな状況にあることを自覚する。

ちなみに、穴があったら入りたいとは、
『抱きしめたいほど哀れだなァ〜みっともねェ三下は穴倉に閉じこもって出てくンなクソ野郎』という意味である。(意訳)


「まぁ、佐天さんが一体何をしててのぼせちゃったのかについては問いません。
ええ、ナニをしていたのかについては」

「………そうして貰えると助かるよ初春…」


額に冷却ジェルシートを貼って横になる佐天の横で、初春がじとっとした視線を向けてくる。
『呆れました私、ええ、ホント呆れました』と書いてる初春の視線が痛い。とても痛い。
のぼせて浴槽から起き上がれなくなった佐天は、熱でクラクラする頭で辛うじて連絡をつける事が
出来た初春飾利によってようやくベッドに横になることが出来た。

正直裸のところをお風呂から救出されるというだけでも恥ずかしい上に、
『先ほどまで耽っていた行為』が行為なだけにむずむずとした気恥ずかしさがあった。

いや、思春期なのだから仕方が無いじゃないのさ、女の子だって色々持て余すんだもの!!
ぶっちゃけてしまえばそれに尽きる。
しかし、そんな事は言えない。言えるはずがない。自分は変態でも無ければ変態という名の淑女でもないのだ。
性癖カミングアウトとか正直ハードル高過ぎる。
一人遊びというかそういった悶々とした行為を赤裸々に語る趣味も無い。
某ツインテールのように、昨夜何度達したかだとか、その際のシチュエーションだとかを
官能小説張りの状況描写によって説明するわけには行かない。

仮に、自分のそういったシチュエーションが初春の中のノーマルの枠から外れていようものならばもうそりゃあ大変だ。



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