過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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貧乏螺子
◆d85emWeMgI
[saga]
2010/12/26(日) 23:00:49.45 ID:5egcb7o0
故に、疲労とストレスでが湯に浸かったら途端に顕著になり、また、考え事をしていたらのぼせてしまい身体に力が入らなくなったというのが佐天の言い訳。
しかし、これは非常に苦しい言い訳だ。
フラフラになるならばともかく、腰まで抜けるとかどうなんだ。
ありえるのか?
そんなことを思うのは当然である。
当然の如く、初春の不審を買ったのは、佐天が腰が抜けて立てなくなったこと。
のぼせてしまえば腰が抜ける?否、んなこたぁない。
初春の瞳が痛い。気のせいか、彼女の頭部をガードする美緒蘭手(ビオランテ)さんからも不審なオーラが出ている。気がする。
そして、鋭く黒い初春飾利は何かを察した。佐天の腰が抜けてしまうような直接の引き金について。
また、初春と同じく洞察力に長けている佐天もまた、初春が『何を』察したのかを察した。
初春は『ははぁ〜〜ん、佐天さん、そういうことですかぁ〜〜』と言った感情を視線に乗せる。
佐天は『さてはて、いったいなんのことざんしょ?あはははは』と言った感情をもって見つめ返す。
結果、二人の間には大変気まずい空気が流れる。
「いや〜それにしても冷えピタが冷たいままっていうのはいいよね。初春の能力って地味に便利だよ」
時折初春が佐天の額に手を乗せる。
彼女の能力によってジェルシートは一定の冷たさを維持している。
「冬とかだと最後まで冷めない紅茶が飲めるのはお得ですよ。手で触れてないと効果ありませんけど」
苦笑する初春に、佐天は唇を尖らせる。
「いいじゃんか〜私なんてゼロだよゼロ。ゼロって響きだけはカッコいいんだけどさぁ。合衆国日本!!ってね」
「ツッコミませんからね?」
「初春冷た〜い。でも冷えピタ気持ちいいから許す」
「それはありがとうございます」
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