過去ログ - 佐天「嫁にして下さい！」　一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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474:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/26(日) 23:05:04.20 ID:5egcb7o0

言われた佐天本人とよりも、初春の方が自分の言葉に赤くなる。
好き、その言葉を口にすることでさえも彼女には恥ずかしいことであった。
それでも、耳まで赤くしながらも初春は続ける。大切なことだから、決して言葉を濁してはならないことだから。
以下略


475:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/26(日) 23:06:25.34 ID:5egcb7o0
壮絶に常盤台の制服が似合っていた佐天さんの時だ。ぶっちゃ気電撃姫とツインテよりもお嬢様らしかった。
お嬢様がルーズソックスって…とか、未来の学園都市でもルーズソックスってまだ生き残っていたんだ、な常盤台だ。
まぁ、生き残ってるというか、御坂さんのセンスがぶっちゃけ……なだけなのだが、まぁそれはいいだろうこの際。

以下略


476:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/26(日) 23:07:59.20 ID:c29MpCE0

佐天もそれは薄々だが感づいていることだ。
その現場を目撃してしまったわけでもない、具体的に確信があるわけでもない。

ただ、時折、一方通行が酷く殺伐とした空気を、或いは消耗しきった表情を浮かべて帰って来るときがある。
以下略


477:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/26(日) 23:09:57.09 ID:c29MpCE0

岩に刺さった伝説の聖剣よりも、どうせなら良く切れる包丁が欲しい。
佐天は主婦じみたことを考える。伝説の鎧よりも、汚れがすぐ落ちるエプロンが欲しい。
骨も残さず焼き尽くす炎の魔法よりもじっくり旨味を逃がさずに程よい火力のコンロが欲しい。
以下略


478:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/26(日) 23:10:46.10 ID:c29MpCE0
「違います違います！！白井さんは確かに救いようの無いド変態だけど、違います。そうじゃなくて、その……引力というか、磁力というか……
事件に関係の有る無しじゃなくて、その人の持つ力とか、その人の心が引き寄せちゃうような…」


随分とオカルトチックな話しをするなぁと佐天は初春の言葉に耳を傾ける。
以下略


479:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/26(日) 23:12:44.24 ID:c29MpCE0


「初春は心配性だねー愛い奴じゃ。愛い春だね〜」
「苦しいです佐天さんってば！！」
以下略


480:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/26(日) 23:13:28.50 ID:c29MpCE0

「…私って中途半端なままが嫌なんだと思う。いや、違うのかな。単に凄く馬鹿だからかな……
馬鹿だからさぁ、何でも手を出して首突っ込んで、そんでもって痛い目に遭わないと懲りないんだ」

以下略


481:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/26(日) 23:15:11.41 ID:c29MpCE0


「とは言ったものの…いざとなったら勇気が出ないのが私クォリティーだよね」

「あァ？」
以下略


482:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/26(日) 23:15:57.32 ID:c29MpCE0

「なァ……お前は聞いたのか？アイツから」


「………アイツ？」
以下略


483:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/26(日) 23:18:05.32 ID:c29MpCE0

以上で投下終了。
途中ナビゲーション取り消しましたというメッセージしかでなくて焦った…

一方さんはヘタレ仕様なのは趣味です。
以下略


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