過去ログ - 御坂旅掛「世界に足りないものはなーんだ?」
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1:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/05/26(水) 20:54:19.31 ID:jc0ANV20
※このスレについて
・原作のSS1やSS2みたいに登場人物が多いです。
・展開の都合上、作者の独自解釈が含まれますが基本は原作基準ですので多少の差異はご容赦を。
・アニメや漫画から入ってきた方には判らないキャラが多いかもしれません。上条さんや一方通行に浜面、アイテム勢の活躍は中盤ぐらいからです。
・文章力は拙筆でまたーり進行ですが最後までお付き合いいただけましたら嬉しいです。
ではよろしくお願いします。



――――――




世界は変質する。

大きな、世界規模での戦争と言っても差し支えの無い争いが発生した。
十月十九日を境に、多くの人々にとって忌まわしき記念日になった。
第三次世界大戦。
世界の三大軍事力である大国ロシアと、科学の最先端を歩む学園都市の衝突。
およそ三週間に渡る熾烈な凌ぎあいを制したのは、科学の最先端を歩む学園都市だった。
世界中の人々が、その結果に驚愕と畏怖を覚えた。
いかに学園都市が二、三十年ほど進んだ科学技術を掌握しているとはいえ、所詮、大人から
子供まで合わせて二百三十万人程度しかいない『都市』に過ぎない。
そして『都市』に住まう大半が、殺しあいとは無縁の生活を送る学生でしかない。
いくら特殊な――手から炎や電撃、はたまた漫画みたいな瞬間移動など――能力があろうと、
大陸間弾道ミサイルを防げるわけでもなく、単純な戦力という意味でも圧倒的な差があった。
物量も戦力も何もかも。
だが、大国ロシアは敗戦した。
最先端の科学テクノロジーは、既存の科学テクノロジーを有りとあらゆる面で凌駕し、完璧なる敗北を突きつけたのだった。

と、ここまでは外から覗いた観測結果。
あくまでも争いに巻き込まれなかった諸国からの印象である。

ロシア内部のある軍事専門者はこう発言している。
本当にロシアが負けを認めず、最後の最後まで反戦の構えを見せ、徹底抗戦すれば泥沼展開に持ち込めたはずだと。
事実、その通りだった。


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