過去ログ - 御坂旅掛「世界に足りないものはなーんだ?」
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8:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/05/26(水) 21:03:07.63 ID:jc0ANV20

(御坂旅掛、とミサカ一九九九九号は目の前の男性はそう名乗ってきたのを覚えています)


御坂旅掛……察しの良い人物なら、この二人の共通点にすぐさま気付くだろう。
妹達のオリジナルである超電磁砲こと御坂美琴の父親に当たる人物である。
名乗られた時には偽者と疑いはしたが、
彼の口からオリジナルに対する情報――父と娘の親バカスキンシップ――やら家族三人で写った写真を証拠として
提示されているのでまず間違いありません、一九九九九号は判断している。
そもそもミサカを騙そうとしてもメリットがあるとは思いにくい。回りくど過ぎる。

っというわけで、一九九九九号は焦りや不安のオンパレード状態だったのだ。
旅掛はそんな一九九九九号の焦り具合すらも含めて、まるで本当の娘を見守るかのように柔らかい笑みを浮かばせていた。


「やっぱり初めて会あったばかりでこれは強引すぎたかなぁ。少し悪い事しちゃったね君に」

「そ、そんな事はありません、とミサカは慌てながら旅掛さんでは余所余所しいですしお父さんとは違うようなと更に慌ててしまう結果にぃ――?!」

「無理はしなくていい。お父さん……じゃなかった俺に気を使う必要はないからな?
 そして油断すると、ついつい娘のときみたいに『お父さんは』、って言いそうになっちゃうなぁ俺。お父さんは別にいいんだけど
 これじゃ余計に君にプレッシャーかけちゃうことになりそうだし?」

「いえしっかりと油断しきっていますが、とミサカはプレッシャーを感じ内心は暴走トーマスくんですが、表面上は冷静にツッコミを発動させてみます」

「これは一本取られたな。でも少しは緊張も和らいできたみたいで嬉しいよ」





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