過去ログ - 上条「アンタは私のものになんのよ」美琴「……不幸だ」
1- 20
804:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage  saga]
2011/03/05(土) 01:19:44.88 ID:a9lc2JMk0

禁書「始めに、どうしてアヴァロンが封印されていたかを話すね」

美琴「それなら知ってるぞ。アロウンが神様に負けて、島ごと封印されたんだよな」

禁書「ううん、その伝承がそもそも間違ってるの。魔王の軍勢が神の軍勢を打倒し、世界は平和になりアヴァロンは役目を終え眠りについた」

禁書「アルビオン島やアヴァロンに封印を施したのは魔王自身、これが真実なんだよ」

美琴「神様が負けたら不味いんじゃ…」

禁書「十字教的にはね。だけど、とうまは、あろうんが悪い人だと思う?」

美琴「そんな訳ないだろ。悪ふざけはしても根はいい奴だって知ってる」

禁書「それが答えかも。あろうんはね、神様に見捨てられた人間のために、一緒に戦ってくれたんだよ」

禁書「神様はね、人間に欠陥品として絶滅させられる運命を与えたんだけど、一人の天使、ルキフェルがその決定に逆らったの。そんな理不尽は許せないってね」

禁書「でも神様に逆らった罰で、ルキフェルは堕天して魔王になっちゃった。そこまでして人間を救ってくれたんだよ」

アロウン(フン、美化しすぎだ。気に入らなかったから天界のクソ共を叩き潰しただけなのによ)

美琴「あはは……」

禁書「そういう背景があって人類が生存権を勝ち取ったんだけど、魔王とアヴァロン、二つの問題が残ったの」

美琴「何が問題なんだ? 文句なしのハッピーエンドじゃないか」

一方通行「……強すぎる力は恐怖の対象になンだよ。それは理屈なンかじゃねェ、人間の本能だ」

禁書「誰も恐怖を隣人にはできない、当時の魔王と仲間達はそう考えて、魔王とアヴァロンに封印を施したんだよ」

美琴「……なんなんだよ。そんなのおかしいだろ! 人間のために戦ってくれたのに、どうしてそんな仕打ちを受けなきゃなんねーんだよ!!」

禁書「とうま……」

フィ「熱くなるな戯けが。インデックスにあたってなんになる」

美琴「あ……インデックス、ごめん」

禁書「いいんだよ。私の言い方も少し冷たかったかも」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/538.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice