過去ログ - とある夏雲の座標殺し(ブルーブラッド)
1- 20
30:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/07(金) 21:20:58.66 ID:afA5KsAO
姫神「でも」

結標「?」

姫神「ホッとした。本当にクールな人だったら。どうして良いか少し困ったかも知れないから」

結標「………………」

言われてみれば結標もそれは同じかも知れなかった。
昼間フレッシュネスバーガーを完食するのも辛かったのに、今は二人で分けているとは言えピザまで食べている。

結標「(もしかすると…楽にしてもらってるのは私の方なのかしら)」

少し精神状態が安定しているのかも知れない。なんだかんだ言って座標移動の演算に狂いはない。
それ以上に…初めて自分の家に客を招いたにも関わらずさほど息苦しくない。
それは気兼ねしない同性だからか、はたまた姫神自身が空気のように溶け込めるからか。

結標「えっと…姫神さ――」

姫神「しまった」

結標の唇が言葉を紡ぐより早く、姫神の言葉がそれを遮った。
落とされた彼女の視線…それは巫女服の胸元に落ちたピザソース。

姫神「もう服がこれしかないのに」

結標「(うわー)」

手のかかる子供かと結標は胸中で一人言ちた。
かつて同じ感想を小萌に持たれたともつゆ知らずに。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
834Res/821.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice